2008年12月17日水曜日

トレードし易すぎ

「身も蓋もない」を作り始めてから、自己トレードは頻繁には行わないようにしようと決めていた。あくまで、健康状態によって人生ドロップアウト気味の状態で自分にやるべき事を与える事と単に存在しているというだけで構わないから収入を得る道を作る事(年齢的に、親から独立てきない事が精神的に一番辛い)が第一だった。だけど、自画自賛になるけど、「身も蓋もない」は使い易過ぎる。今日も既にすごいパフォーマンスだ。

下げている時にショートポジションを取れば利益になる。この当たり前の事が普通のトレードツールだとすごく難しい。大きく下げた所で戻りを待ってエントリーしようと思って指値をすると板がどんどん動く。機械損失という言葉が頭にちらついて慌てて成り行き注文にする。すると、最後に大きく下げた所で約定する。その後大きくリバウンドして損きりせざるを得なくなる。でもトレンドの読みが間違っていたわけではなくてその後順調にだらだらと下げ続ける。誰でもこんな経験しているだろう。ひどい場合だと、リバウンドに対する損きりの後、損を取り戻すためにドテンをする。往復ビンタって奴だ。

そんな貴方に「身も蓋もない」。ランダムウォークが視認できるのは相反する二つのメリットがある。
  • トレンドが定まっているように見えて実は相場が方向感を決めかねている時に待ちの姿勢を取れる
  • 大きく動いている時にランダムウォークの範疇でのリバウンドを待ってエントリーできる。
お互いにランダムウォークをリスクと見る姿勢と、理由のない動きだからと気にしない姿勢とで相反するから相場の動きの強さによってどちらの姿勢をとるかは異なってくる。でもとにかく、時間軸を平方根で取って直近の動きが強調され、ランダムウォークを認識し易いという事のメリットは人間の脳の力を最大限に引き出し、裁量トレードを超人的相場師以外の普通人に解放する。

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