2009年1月10日土曜日

体調

起きたら午後6時を過ぎていた。やっぱり冬場は睡眠時間が10時間~下手をすると12時間以上に延長するなあ。起きても眠くて眼を開けていられない。足に力が入らないし腕と肩に強い筋肉痛。咳・痰が激しい。ただ、高校~大学院にかけて急速に悪化していった短期記憶の障害が最近改善しているので、こうやってブログへの投稿とかちょっとした作業が辛くないのは嬉しい。

特に高校の頃から、何をするにも、歩いたり風呂に入ったり布団に入りながら寝られずにいたりしている時に、これをするにはまずこれをやって、この事については~に書いてあるはずで、これはこうやればできるはずで、これだけはちょっと不明瞭だから今のうちに調べてまとめておいて、と予行練習と準備を繰り返し繰り返し行う過程を数日~数週間と先行して行ってきた。その上で偶に訪れる(主に夜~朝方)少し意識がはっきりした時間帯にやるべき事をがーっと最初から最後まで推し進める。そうすると、まるで初めからやるべき手順を完全に把握していたかのようにスルスルとタスクが実行できたり、まるで初めから知っていた事をただまとめるだけみたいにノートが作れたり、まるで昔から持っていた見解をそのまままとめているみたいにブログに長文の投稿ができたり、という具合だった。

そういう風に短期記憶が宛てにならないから長期記憶を活かす方向でやっていくしか方法がなかったわけだが、そのお陰で、大学や大学院のセミナーの準備なんかは前日の夜中に突貫工事で行っているのにも関わらず異様にはかどって、学習した覚えのない事を何故かいつのまにか知って/理解していたり、知らない事でも何を見ればそれが書いてあるかを何故か予め知っていたりして、それらをただまとめているだけ、というような不思議な感覚だった。学習が困難な状況にも関わらず却って、少なくとも学習した事項に関しては比較的深く理解できた。

でも、特に大学の頃ぐらいから、例えばWEBをブラウジングしていて、知らない言葉に出くわして、ちょっとWikipediaで調べてみようと思っても、Wikipediaを開いた時にはもう何を調べようとしたかを忘れている、という事を怖いくらい頻繁に経験するようになった。だから、継続的に何かを学習するという事はとても困難だった。大学時代に主体的にアクティブに活動した記憶はほとんどない。一ヶ月かけてMac OS XをLet's Note上のVMWareで動くようにした事くらいだ。

最近はそういう短期記憶が弱まっているという事はなくなった。その代わり眠気のような(でも布団に入って寝たくなるわけでもパタリと眠り込んでしまうわけでもない)額と目の奥のツーンとした感じが強烈に強まっていて集中力がとても阻害される。何とも言えない辛さだ。

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