2009年1月10日土曜日

AnyWare+とPaypalの比較

Paypalは有名なサービスだけど日本に上陸してまもない。例えば、アメリカの銀行口座からPaypalの口座に振り込む事ができるが、日本の銀行口座から同じ事はできず、日本在住では自分のPaypal口座に入金したり他人のPaypal口座に送金するためにはクレジットカードを登録する事が必須になっている。

一方で、AnyWare+というサービスを知った。これは日本に拠点を置くサービスで、初めからシェアウェア及び寄付を受け付けるフリーウェアを焦点としたサービスだ。一方のPaypalは主にオークションなど個人間の決済を仲介する事を目的としていて、ソフトウェアのドネイションに使用するのは若干本来の趣旨から外れている(ただし海外ではこの利用の仕方はポピュラーではある)。

しかしAnyWare+の手数料を調べて驚いた。20%もマージンを取られる!一方のPaypalは3.4%+0.30USDだ。

例えば先日3000円を受け取ったケースでは、142円の手数料を引かれた。この計算はgoogleで
3000Yen*0.034+0.30USD in Yen
のように検索すれば計算できる。今は円高なので少し少なくなって129円だった。ふむ、為替で意外と変わるな。

また、AnyWare+では銀行口座への入金手数料は実費で発生する。PayPalでは5万円までは250円で固定で場合によっては少し高くつくケースもあるようだが、5万円を超えれば無料だ。

というわけで、手数料20%はどう考えてもぼったくりなので、やはりPaypalで行こう、という結論でした。Paypalの手数料を調べた時はこの手数料を高いと感じたのだが、上には上がいるなあ。

ところで、Paypalは月6万円以上の引き出しのためにはクレジットカードの登録が必要だ。現在の自分の社会的地位が弱いのでクレジットカードって作れなさそうなんだが。当面はPaypal経由の寄付なんてそんなに集まりそうにないのでこの問題は放置。

上でPaypalを寄付に使うのは本来の趣旨から多少外れると書いたが、このページに書いてあるように、寄付は使われ方として想定されているし、寄付用の専用ページとそこへのリンクのために利用するボタンイメージも用意されている。良く見かけるPaypalの寄付ボタンはこれだったのか。しかも、メールアドレスすら公開せずに寄付を受け付けられる(メールアドレスに紐付けられた一意のマーチャントIDが発行される)。そのうち寄付関連のインタフェースを見直す事にしよう。

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