2009年2月26日木曜日

私が知った事

物事は難易度に従ってシーケンシャルに並んでいるものではない。合理的であるか非合理的であるか、可能であるか、不可能であるか、二値の命題によって特徴付けられる。その真理値があまりに人と食い違うとコミュニケーションがとても困難になり、自分の人生、自分の選択について人に説明できないという事態が生じる。そのために、便宜的に難易度というシーケンシャルなパラメタが社会/コミュニティによって導入される。

問題になっているのが因果関係ならば自由意志によって対処できる。問題になっているのが統計であるのならば逃れる事はできない。しかし人は自分の人生が上手く行っている限りはあまねく人は自由意志によって行動を選択すると考えたがる傾向を持つ(例えば先日の麻生総理の医療費問題に関する発言)。

それでも私には、未だ出来る事はあるし、自由意志を用いる余地も存在する。人のキャパシティとは、かくも大きく、そして小さい。

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