2008年11月17日月曜日
わりと形になってきた
デバッグ用にブラックショールズモデルのオイラー法による離散化をシミュレートしてフェイクのデータを生成できるようにした。
(こんな事が可能なのはこの人のおかげというその伊藤先生が先日亡くなられたそうですが・・・。ご冥福をお祈りします)
さらに下1/4を経過した後には一定の時間間隔でデータをまとめるようにした。それぞれの時間間隔における始値、高値、終値、安値を頂点とする四辺形を表示しているので、ローソク足と比べて一般的な方法ではないけれど、四本値の情報はちゃんと入っている。なお、高値、安値の頂点はVWATの時刻に表示するようにしているので、ヒゲをちょうど中央に書く普通のローソク足と比べて少しだけ情報量が多い。
さらに、なんと、まとめる時間間隔をリアルタイムにグリグリできるのだ。区間に加法的に関連付けられる量を任意の区間に対して効率的に計算できるツリー状のデータ構造(スキップリストを使用)の本領発揮である。
さて、後は注文機能を付ければ完成というところまできてしまったが、注文機能の実装で危険のないようにするにはどうすれば良いのだろうか。